|
三条市が消防出初め式、訓練や式典を行って1年の無災害を願う (2010.1.10)
|
|
|
|
三条市で10日、三条市消防出初式が行われ、消防車両などの市中パレードや高層建物総合訓練、式典を行ってことし1年の無災害を願った。
|
10日行われた三条市消防出初め式、市中パレードを厚生福祉会館前で観閲
|
消防職団員や来賓など約150人が参加。午前9時からの市中パレードでは、同本部の消防車や救急車13台と三条市消防団の三条、栄、下田の各消防団の車両22台の計35台が隊列を組んで市街地をパレードし、ことしも市役所前で統監の国定勇人市長らの観閲を受けた。
|
パレードを見学、手を振る親子
|
同本部に帰着後、訓練場で高層建物総合訓練を行った。地震を想定した倒壊建物火災の救助、救急、消火の訓練で、訓練塔や車庫を建物とみたて、さらにエアーテントの応急救護所を設営するなどした。
穏やかな曇り空で、午前9時の気温は1.0度、積雪3センチ(三条市消防本部観測)と寒さは真冬のそれだったがが、見学者は例年より多く、訓練場には親子など約150人が訪れた。
|
高層建物総合訓練
|
隣りの飲食店の大きな看板よりはるかに高く伸びたはしごをつたって降りてくる救助訓練や放水、消防職員の本番さながらの機敏な動きに、子どもたちは目を輝かせ「すご〜い」と目をくぎ付けで、訓練後は消防車を見学した。
|
式典で長谷川消防団長団長による決意表明
|
式典では、国定市長が訓示。消防車のパレードや総合訓練では非常にたのもしい姿を目の当たりにし、鍛錬の成果が如実に表れ、この一年の良いスタートを切ることができたと話し、ことしも災害の少ない平穏な一年になることを願った。
|