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13日朝は猛烈な暴風雪で三条市は最大風速28.2メートル、最大2,900戸が停電、気温は午前9時から氷点下 (2010.1.13)
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13日は冬型の気圧配置で強い寒気が入って荒れ模様となった。三条地域には暴風雪警報が発表され、三条市では瞬間最大風速28.2メートルを観測。さらに雪もまじって吹雪となり、強風の影響で県央地域では最大で約2,900戸が停電した。
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13日昼前の三条市役所前
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三条市消防本部の正午までの毎正時の観測では、瞬間最大風速は午前9時までの1時間に記録した28.2メートルが最高。その後はしだいに弱まって正午までの1時間では9.0メートルで、午後からは風を感じるほどではなく、朝の風がうそのようにな収まった。
気温は明け方を過ぎても下がり、午前9時の−0.2度から氷点下に。正午は−0.5度の氷の世界が続いた。雪は風が強まるとともに降り始め、午前9時に0センチだった積雪は、3時間後の正午には13センチに達した。正午までに、同本部には強風や雪などによる被害の連絡はなかった。
一時は市街地でも数メートル先がかすむ地吹雪になることもあり、嵐とともに「花咲じいさん」ならぬ「雪ふらしじいさん」が通り過ぎたかのように、数時間後には一面の雪景色に変わった。
また、東北電力(株)県央営業所によると、午前9時前から県央地域の各地で停電が発生。同営業所管内では最大で約2,900戸が停電し、安全確認してから順に送電を再開しているが、午後0時半には燕市佐善、吉田西太田、横田、牧ノ花、三条市の真ノ代新田などで約40戸が停電していた。
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