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本県オールロケの映画『手のひらの幸せ』が県内映画館で先行上映開始、初日16日はワーナー・マイカル・シネマズ県央で舞台あいさつ (2010.1.17)
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23日に公開される新潟県オールロケの映画『手のひらの幸せ』が全国より1週間早く16日、県内の映画館で先行上映がスタート。初日16日はワーナー・マイカル・シネマズ県央=燕市井土巻=など4つの映画館で加藤雄大監督(66)や主演の浅利陽介さん(22)らが舞台あいさつを行った。
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16日に新潟県オールロケの映画『手のひらの幸せ』の先行上映が始まったワーナー・マイカル・シネマズ県央で行われた舞台あいさつ
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歌手の布施明さん作の童話『この手のひらほどの倖せ』が原作。昭和30年代から40年代に両親のいない弟龍二と兄健一の兄弟のきずなを感動的に描いた。
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主演の浅利さん
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ワーナー・マイカル・シネマズ県央は舞台あいさつの皮切り。午前9時半から加藤監督と主演の弟龍二を演じた浅利さんと、兄健一の勤め先の大工の親方役の永島敏行さん(53)、主題歌『悲しみさえ』を歌う歌手の施鐘泰(JONTE)さん(29)の4人で行い、スクリーンを背に劇場の180席を埋めた観客の前でそれぞれが映画への思いなどを話した。
加藤監督は、本県でのロケに「皆さんの温かいハートに後押しされた。ありがとうございました」と感謝。浅利さんは新潟の印象を聞かれて、撮影した昨年7月だっただけに、「きょう来たら、すっごいですね。ロケ中は長袖で汗だらだらでしたけど、別世界ですごくきれい」と雪国の銀世界に驚き、「今度は花火が見たい」と話した。
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永嶋さん(左)と施さん(右)
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作品について浅利さんは、「2人の兄弟を通してぐっとくるものがある。(映画を見た人が)ぐっとくるものを何かもって帰って、家に帰ってからも良かったよと言ってくれるとうれしい」と大勢の鑑賞に期待した。
浅利さんは放送中のテレビドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ救急救命〜』でも主要な役を演じているだけに、ロケが行われたときよりもずっと注目を集め、退場のときは観客が求める握手に気さくに応じていた。
映画は、長岡市を拠点に三条市や燕市などで撮影が行われており、「三条駅」や「つばめ三条FM」など県央地域では、地名や固有名詞が使われている。エキストラには前三条市長や地元の人も参加しており、ストーリー以外にも地元ならではの楽しみがありそうだ。
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