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県央地域の救命救急センター設置は病院併設型で検討 (2010.1.19)
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県央地域の救命救急センター設置などを検討する「救命救急センターを併設する基幹病院等のあり方検討会議(仮称)」の第3回知事・市町村長・医療関係者等合同会議が18日、県庁で開かれ、病院併設型で検討することで合意した。
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18日開かれた「救命救急センターを併設する基幹病院等のあり方検討会議(仮称)」の第3回知事・市町村長・医療関係者等合同会議
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合同会議を組織する神保和男副知事、三条市、燕市、田上町の首長と加茂市、弥彦村の首長代理、三条市、加茂市、燕市見附市南蒲原郡の各医師会長、県央地域の7つの救急病院の病院長などが出席。「救命救急センターに求められる機能について」のテーマで遠藤裕新潟大学大学院救命救急医学分野教授の講演を聴いたあと、県央地域の救命救急センターに必要な機能などを議題として12月に開かれた第3回実務者検討会議の検討結果などについて、非公開で意見交換した。
会議の終了後、国定勇人三条市長は次回には病床数の議論などに入っていくと思うと話し、「一気に駆け上がっていくのでは」と具体的な内容の議論に入っていくとの考えを示した。
また、石上県福祉保健部長の説明では、単独型と病院併設型については、国内の救命救急センターの現状を聞いて検討し、単独型では医師の確保も難しいなど県央地域の現状では無理との理解を得た実務者検討会議と同じく、病院併設型にしなくてはいけないとの考えで合意したと言う。今後は、実務者レベルでの検討を行い、今年度中に合同会議を開いてその内容を報告する予定とした。
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