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19日の三条は3月中旬並みの暖かい陽気となり、翌20日の「大寒」は季節外れの10度を超す春休み並みの陽気か (2010.1.20)
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19日に三条は昼過ぎから青空が広がった。暖気も入って三条の明け方の最低気温は3月下旬並み、日中の最高は3月中旬並みの暖かい陽気だった。
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19日午後3時38分ころ撮影、三条市上須頃地内
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明け方の最低は午前3時の2.3度、日中の最高は午後’3時の7.8度だった。しかし夕方から放射冷却現象もあってか急激に気温が下がり、午前8時には−0.8度と氷点下に。20日午前0時には−1.3度まで下がった。放射冷却現象もあってか、夜に入ると濃い霧が発生した。
雪解けが進んで田んぼや畑では水や土が見えるようになってきた。残り少なくなった雪からは、下に埋もれたイネ切り株や畑のうねの形がはっきりと現れ始め、雪国の春のならではの美しい幾何学模様を描いている。
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雪原の上でキジのような鳥が飛んだり歩いたり
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所々で雪が消えて水に変わっているところも、いかにも水かぬるんでいる証拠。それと少し探せばわかるか、雪原の上には、さまざまな動物の足跡が残っている。
トリの足跡が多く、それも大小さまざまで、ちょんちょんとあぜ道を跳ねるように歩いた足跡がかわいく、想像するだけでほおが緩んでしまう。
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雪原には無数の動物の足跡が
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翌20日は1年で最も寒さが厳しくなるころとされる「大寒」。しかし、20日の予想最高気温は新潟12度、津川9度、長岡11度、湯沢11度、高田14度と高く、暦とは正反対に春休みのころの季節外れのぽかぽか陽気となりそうだ。
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