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三条市がパルム1を取り壊し、11月には更地にして三条昭栄開発が一括取得してから売却する方針を示す (2010.1.22)
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22日開かれた三条市議会の全員協議会で三条市は、パルム1の処理方針を示した。建物は取り壊して更地とし、三条昭栄開発(株)が一括取得してから土地を売却するとした。
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22日開かれた三条市議会の全員協議会
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市はこの処理方針に至った経緯を説明。平成23年8月31日まで明け渡し猶予期間としたが、窓のない建物は商業施設以外のでの利用が難しいこともあり、土地と建物一括の買い受け希望は皆無だった。
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11月には更地となって跡形もなく姿を消すパルム1
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そのため、建物を取り壊し更地での売却なら取得できるという複数の買い受け先企業などと協議を進め、売却が見込まれたことから、いったn三条昭栄開発(株)が取得して権利関係を一元化したうえで、新たな買い受け先への売却手続きに入る。
国定勇人市長は、この処理方針が最善の選択で、これ以外の方法はないと思っており、この話がなくなれば三条市としては今後、支援は行わないとする強い姿勢を示した。
また、同時に示したスケジュールでは、4月末までに入居テナント営業を終わり、5月に解体工事を始め、11月に解体工事を終わる。
この日は全員協議会に先だって9時から三条昭栄開発(株)取締役で同様に処理方針を説明。さらに午後から地権者、テナント、株主の順に説明会を開いて同様に説明する。ことしのスケジュールは次の通り。
1月22日 |
三条昭栄開発(株)役員、地権者、市議会、入居テナント、株主への説明会開催 |
1月末 |
入居テナント宛退去事前予告 |
2月 |
地権者と三条昭栄開発(株)との間の売買契約書締結 |
4月末 |
入居テナント営業終了 |
5月 |
入居テナント原状回復、解体工事開始 |
11月 |
解体工事完了、地権者から三条昭栄開発(株)へ土地所有権移転 |
12月以降 |
三条昭栄開発(株)から新たな買い受け先に売却 |
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