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2/2−4東京で開かれる「ベンチャーフェア japan」にチタンアクセサリー製造のジェイ・ティ・メタルが12年ぶりの出展、挑戦 (2010.1.31)
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鋳造によるチタンアクセサリーを製造販売するジェイ・ティ・メタル(株)=三条市南新保=が2月2、3、4の3日間、東京都・東京国際フォーラムで開かれる「ベンチャーフェア japan 2010」に12年ぶりに出展し、同社の技術と金属アレルギーにも対応するチタンのアクセサリーをアピールする。
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同フェアを担当するジェイ・ティ・メタルの浅野良裕主任と浅野聡子企画担当
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同社は世界最小のチタン溶解炉を開発して1997年に創業。翌年には世界初の精密鋳造チタンアクセサリー「レジエ」の製造販売を開始し、その年に当時の通産省など主催の「ベンチャーフェア」に初出展した。
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ジルコニアをはめこんだペンダントトップ
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それから10年余りたち、2回目の出展となる今回は、ボリュームアップした商品や技術内容を紹介する。新商品で12支の動物をモチーフにしたペンダントトップをはじめ、リング、ピアス、ペンダント、チェーンなどを展示するとともに、製造工程などを収録した映像を紹介し、軽くて丈夫で金属アレルギーになりにくいチタンの特製を生かしたアクセサリーをアピールする。
初出展ではシンプルなチタンのリングだけだったが、固いチタンを曲げる技術でジルコニアなどの異素材との組み合わせが可能になり、カラフルな樹脂を使った表面加工もできるようになった。技術の向上がアクセサリーに求められるデザイン性を高めた。
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トラのペンダントトップ
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同フェアを担当する浅野良裕主任と浅野聡子企画担当は、今回のフェアが代理店契約や関連企業との出会い、金属アレルギーが課題の事業や人との接点になればと期待。長引く不況だからこそ、チタン鋳造の特殊技術に自信をもち、積極的に打って出る。
1回目の出展は、東急ハンズとの取引にもつながった。「来場者もこの状況を打破するための何かを求めているのでは」と、今がビジネスチャンスととらえていると見ている。
ベンチャーフェアは独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催し、革新的な新事業や新規創業に取り組む中小ベンチャー企業の優れた製品、技術、サービスが一堂に会し、展示する。出展企業は創業前や創業後15年以内の中小企業などの出展条件があり、今回は全国から約200社、県内から2社が出展する。
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