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3日の本成寺の節分会を前に本成寺婦人会が福豆の袋詰め作業 (2010.2.1)
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「節分」の3日に行われる三条市・法華宗総本山本成寺の節分会を前に、同寺の壇信徒でつくる本成寺婦人会(安田百合会長)が1月31日、ことしも節分会で参拝者に販売するくじ入りの福豆3万袋の袋詰めを行った。
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本成寺の節分会で販売する福豆の袋詰め作業を行う本成寺婦人会
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午前9時から同寺で行い、会員約70人と同寺の世話人15人近くが参加。会員は、「福豆」と印刷された白い袋に、ビニールパックされたダイズと三角に折られたくじを入れる。
ここでは今は見かけることが少なくなった白いかっぽう着が制服。会員は、袋に豆とくじを入れる人、袋をセロハンテープで閉じる人と作業を分担し、昨年と同じ3万袋を準備した。
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1月31日の本成寺本堂
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また、販売用とは別に、景品などの高額寄付者や事業所の繁栄祈願の人に配布する福豆は、ビニールパック入りではなく、業者からいってもらったダイズを直接、杯で袋に入れる昔ながらの方法で準備した。
本成寺婦人会は間もなく創立80年。10代からざっと50年も福豆の袋詰めに参加している女性は、「昔は、みんなが紋付き(の着物)で、その上にかっぽう着と『本成寺婦人会』のたすきをして手伝いに来て、大きな鍋で豆をいったんだいね」。時代とともに変わったところもあるが、「こうやって、奉仕できることがありがたい。皆さんと毎年、会えることも楽しみ」と、袋詰めの手を休めずに話していた。
節分会では、午前9時半ころから福豆1袋を100円で販売。景品は事業所から寄付された物などで、自転車や布団、コメ、ティッシュペーパーなどが空くじなしで当たる。
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