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5日は大雪で県央地域の交通網も混乱 (2010.2.6)

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5日は新潟市で一時積雪が80センチを超す大雪となり、JRの在来線が運休したり、道路が混雑するなど県央地域の交通機関にも大きな影響があった。

改札口前の張り紙や電光掲示板で、雪のための運行見合わせを案内するJR東三条駅

改札口前の張り紙や電光掲示板で、雪のための運行見合わせを案内するJR東三条駅

三条市消防本部の午後5時までの毎正時の観測では、三条市西裏館の同本部の積雪は午前10時の52センチが最深で、午後5時は48センチだった。最低気温は午前7時の−2.8度で、最高気温は午後2時の0.7度。それ以外は氷点下を記録する真冬日並みの寒さだった。

この雪で、県内のJRの在来線は、信越本線や弥彦線など多くが朝から運行を見合わせた。JR東三条駅では、改札口前の張り紙や電光掲示板で、雪のための運行見合わせを案内した。

通勤時間帯などの混雑も収まった午後3時半ころでも、待合室には20人ほどの人が運行再開を待っていたほか、学生やサラリーマンなど次々と駅を訪れ、駅員に運行状況を確認。「午後6時ころまで除雪作業をしている」などの説明を受けると、「ぜんぜん、動いていないの?」と聞き直す人や、列車のいないホームに出た友人に「だめらて〜、こねってさ〜」と話す学生など、見通しの立たない状況にため息交じり。

弥彦線や信越本線(新潟〜直江津駅間)の上下線の運転見合わせは午後6時にも続いていたようだ。

また、三条市の幹線道路では一日中、のろのろ運転が続いた。通勤では、マイカーで国道403号線を加茂市から三条市まで通常の数倍の2時間余りかけて来たという人、電車もバスもあてにならず新津から三条の勤務先まで3時間余りかけてタクシーで来たという人も。日中の営業車を運転する人は「時間がよめなくて仕事の予定を切り上げた」など、さまざまな影響があったようだ。