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施工ミスの嵐川橋は予定より5カ月近く遅れて3月6日に開通式、供用開始 (2010.2.9)
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国定勇人三条市長は8日行った定例会見で、平成16年の7・13水害に伴い架け替えが行われていた「嵐川橋」(らんせんきょう)の工事が間もなく完了し、3月6日に開通式を行って供用開始することなど12項目について話した。
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定例会見する国定市長
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嵐川橋は、五十嵐川災害復旧助成事業で架け替え対象となった市街地の4橋のうちのひとつで、完成が待たれる最後の橋。昨秋の完成予定だったが、施工ミスから工事の中断や補修工事があり、5カ月近く遅れての完成となる。3月6日の開通式は午前10時、供用開始は午後2時からの予定で、詳しい内容は広報さんじょうの3月1日号に掲載する。
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3月6日の供用開始が決まった嵐川橋
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嵐川橋完成に関する質問に国定市長は、堤防や貝喰川樋門の工事は進行中だが、五十嵐川本線ではほぼ完成となると話した。7・13水害から5年余りたってなお苦しんでいる市民や企業があり、「長い5年間だったなあ、というのが正直な気持ち」。多くの協力で抜本的な改修がなされ、家屋移転など大きな決断に敬意を表するとした。
今後は、安全安心なまちづくりに向けた体制の強化を図り、「これまではハードの5年間で、これからはソフトの5年間が始まる」と、ソフト事業の大きなきっかけづくりを考えていくと話した。
また、1月22日に処理方針を示したパルム1について、地権者の反応などに関する質問には、「おおむね順調」で、これといった反対の声はなく、予定通りに同意を得られると期待。一方で、「たら」、「れば」ではなく、「一日も早く完全なるご理解をいただくようにしたい」と話した。
ほかに、会見の最初の項目だったが、介護保険給付で自己負担額軽減のための高額介護サービス費の支給にあたり、約80人分の一部データが電算処理されていないことがわかり、該当者への追加支給や返納の手続きを行うと話した。「二度と起こらないようにと気を引き締めていく」と、関係する市民に迷惑をかけたとわびた。
内容は、高額介護サービス費の計算を処理する際に、介護保険サービス事業所よりサービス費の過誤申立のあった修正データを、運用手順等のミスにより介護保険電産システムに取り込んでいなかったために生じたと説明。追加支給の該当者は約60人で、金額は最低200円から最高61,000円。返納の該当者は約20人で、金額は70円から10,800円と説明した。発表した12の項目は次の通り。
- 高額介護サービス費に係るデータ取り込み漏れについて
- 五十嵐川河川改修事業に伴う最後の架け替え橋梁「嵐川橋」が開通
- 全国初!地上波デジタルデータ放送を活用した公共交通社会実験を開始
- 第1回エコファミリーコンテスト「我が家のエコアイデア大募集」
- しみん食育と農業のつどい第4弾と三条まんま塾(食と農の連携協議会)の設立について
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