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三条市が21日に「しみん食育と農業のつどい第4弾」、基調講演は村上市・味匠喜っ川の14代目 (2010.2.18)

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三条市は、21日午後2時15分から三条・燕地域リサーチコアで「しみん食育と農業のつどい第4弾」を開き、村上市のサケ製品づくりの老舗「味匠喜っ川」14代目主人の吉川哲しょう(「魚」へんに「生」)(きっかわ・てっしょう)さんによる基調講演のあと、国定勇人市長などをパネラーにパネルディスカッションを行う。

21日の「しみん食育と農業のつどい第4弾」のちらし

21日の「しみん食育と農業のつどい第4弾」のちらし

吉川さんは、昭和10年生まれ。JR大人の休日倶楽部のCMで吉永小百合さんとの共演やテレビ番組『鶴瓶の家族に乾杯』でもおなじみのサケを極める哲人。基調講演では「ふるさと村上鮭ものがたり」をテーマに、サケに関連した町づくりなど約1時間、話す。

続くパネルディスカッションのテーマは「食と農のまちづくり」。駒澤大学経済学部で消費経済論の姉歯暁教授が座長、国定市長と農家代表の星野正行さん、消費者代表の老田澄さんの3人がパネラーとなり、意見交換する。

三条市は、ことし3月に「三条市食育の推進と農業の振興に関する条例」を制定。その理念実現と周知活動の一環で、つどいを開いている。

また、この日は、つどいに先だって午後1時から同会場で、「三条まんま塾(食と農の連携協議会)」設立総会を開く。消費者である市民と生産者、関係者など160人余りが一緒になって、食を通じた「健康」や「農」に関係した取り組む連携協議会を設立するので、設立総会にも関心のある人の参加を歓迎している。

しみん食育と農業のつどいの定員は250人。入場無料だが、申し込みが必要。申し込みや問い合わせは、健康づくり課の食育推進室(電話:0256034-5511、内線325)へ。