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三条市の一般会計予算案は前年度比2.2%増の497.6億円で「ヨクナロー」 (2010.2.20)
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三条市は19日、平成22年度当初予算概要説明会を開き、一般会計が前年度比2.2%、10億5300万円増の497億6000万円、特別会計を含む全体で前年度比15億0670万円増の732億9040万円となる新年度予算案を示した。
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19日開かれた三条市の平成22年度当初予算概要説明会
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国定市長はあいさつで、長引く不況の影響で、過去最大級の市税減収は約9億8000万円となり、職員の大量退職に伴う退職手当の増加などで厳しい予算編成とした。
あらためて取り組みを見直しつ、国の地方財源措置を最大限に利用してより効果的な編成に努めたとし、「しっかりとした果断をさせていただきながら、三条市の目指す将来都市像に向かっていきたい」と述べた。
とくに地域経済の再活性化を最重点課題に取り組み、6つの重点政策を念頭に、果断に見直し、必要なところに予算措置をしたと説明した。
地域経済の再活性化(97億3797.6万円)では、雇用安定化事業補助金等の地場産業経営安定支援策や売れるモノづくり支援事業等の技術開発支援、販路開拓、燕三条ブランド構築事業支援事業など既存事業とあわせて、成長産業分野に挑戦する企業への支援として「成長産業分野進出支援事業」創設(7359.5万円)などを行い、需要拡大が見込める新事業分野への進出を促すための財政や金融、人材など多面的な支援を行う。
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臨時記者会見を行う国定市長
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さらに、子育て環境の充実、安心、快適な都市・住環境の整備、行財政改革の断行、バランスのとれたまちづくりの推進、防災対策の推進の重点政策に掲げた事業を説明した。
国定市長は説明会後に行った臨時記者会見で、語呂合わせは好きではないと前置きしながらも、一般会計当初予算案497.6億円を「ヨクナロー」とあてていた。
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