|
三条市一ツ屋敷新田で車6台が関係する玉突き事故、1人死亡3人がけが (2010.2.25)
|
|
|
|
25日午前11時20分ころ、三条市一ツ屋敷新田地内の国道8号で赤信号で停止していた車に大型トレーラーが次々と追突し、合計6台が関係する事故があった。この事故でトレーラーに直接追突された普通乗用車を運転していた男性1人が死亡したほか、3人がけがをし、大型トレーラーの運転手が現行犯逮捕された。
|
車6台が関係する事故のあった三条市一ツ屋敷新田地内の福島新田交差点
|
事故があったのは、国道8号を新潟市方向から長岡市方向に向かう車線で、片側1車線の直線道路。「コポス」工業団地入口の信号機のある福島新田交差点で、普通車3台に続いて、4トントラック、普通乗用車の順に計5台が停止していた。
その車列に新潟市秋葉区新町、自動車運転手島田正明容疑者(55)運転の24トンの大型トレーラーが追突した、その前に停まっていた車が次々と前の車にぶつかった。この玉突き事故でトレーラーに直接、追突された普通乗用車を運転していた新潟市東区東中島2、無職榎本準一さん(68)が頭を強く打ち、午後0時45分に現場で医師が死亡を確認した。
|
三条署に運ばれたトレーラー
|
また、榎本さんの車に同乗していた妻の榎本悦子さん(65)が全身打撲と頸椎骨折の大けが、孫の榎本知文くん(3つ)が頭部打撲の軽いけがをした。さらに、榎本さんの運転する車の2台前の普通貨物車を運転していた見附市上新田、会社員大関忠さん(60)が顔面打撲などのけがをした。
この事故で、三条署は大型トレーラーを運転していた島田容疑者を自動車運転過失傷害罪で現行犯逮捕した。事故原因など詳しくは捜査中だが、前方不注視とみている。大型トレーラーはコンテナを積んでおり、同日、東港を出発し、旧中之島町へ向かう途中だったという。
三条市消防本部によると、死亡した榎本さんが乗っていた普通乗用車はトランクがつぶれ、ボンネットなどが前の車の下にはいるような状態であり、同乗者もいるが救出に時間がかかると判断したことから医師を現場に連れて行って処置をする医師搬送を行い、三ノ町病院の医師と看護師、病院関係者の計3人を救急車で現場まで運んだ。この事故により、現場付近では両方向とも数時間、車両通行止めとなり、付近は渋滞した。
|