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加茂市の新年度予算案は一般会計で前年度比0.2%増の132億9,100万円、中学校で武道授業を開始 (2010.2.28)
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加茂市は25日、一般会計で132億9,100万円、前年度比0.2%(2,700万円)増の平成22年度当初予算案を発表し、あわせて119項目の予算編成方針も説明した。
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加茂市の平成22年度当初予算案を発表する小池市長
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一般会計と7つの特別会計を合わせた総額は218億9,315.5万円で、前年度比0.5%減。
小池市長は、当初予算のキャッチフレーズを「新政権の地方重視、弱者重視の政策の下、市民の皆様のお一人おひとりの幸せのため最大限に努力する黒字の予算」とした。
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加茂市平成22年度当初予算(案)概要
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予算編成方針では、「予算を不況対策、市民各位への支援等最大限に市民の皆さまに提供しつつ、市の貯金を増やすことにも努める」ことをはじめ、世界同時不況のなかで最大限に市民と企業を支援する、日帰り温泉「美人の湯」の豊かな運営、救命救急センターの加茂病院への併設を目指す、ことし秋に加茂大橋の渡り初めの実施、平成24年度からの中学校で必修となる武道の授業開始などの119項目の考えを示した。
中学校の武道の授業開始についてでは、武道必修に向けて円滑な移行を図るため、平成22年度から市内中学校の保健体育科の「武道」の授業を行う。実習種目は、柔道、剣道、合気道、空手道、なぎなた、柳生心陰流剣道の6種億とダンスの中から選択。授業場所は、武道6種目は下条体育センター、ダンスは加茂中学校体育館などで、全中学校の生徒を対象にして学年ごとに同時に授業を行うもので、各学校から市のスクールバスで授業場所へ移動する。実施時間は、1回3時間で4回の計12時間。
授業は、市の派遣するそれぞれの種目の専門の実技指導者が授業を行う。実施にかかる胴着や用具などは市で購入。胴着や防具については生徒1人に1着ずつ貸与することとし、当初予算では、武道教育教材整備事業費(10,194,000円))を計上した。小池市長は「こういう方法をしないと事故が多発する」と話し、選択の幅を増やしたり、専門の指導者による授業などについて説明した。
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