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第69回おいらん道中のおいらん役、応募142人から4人が決まる (2010.3.1)
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燕市分水地区観光協会(田中公一会長)は2月28日、ことしも4月18日に燕市・大河津分水で行う第69回おいらん道中のおいらん役の二次審査会を開き、過去最多の応募142人のなかから4人のおいらん役を決めた。
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第69回おいらん道中のおいらん役に決まった4人、左から信濃太夫の小竹さん、桜太夫の笠原さん、分水太夫の荒木さん、染井吉野太夫の安川さん
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先に書類審査の一次審査を行って142人の候補者を21人にしぼった。この日、分水保健福祉センターで開いた二次審査会には20人が出席。田中会長はじめ。同観光協会の正副会長や専門委員など10人が審査した。
その結果、信濃太夫に小竹美穂さん(25)=新潟市中央区・会社員=、桜太夫に笠原未月さん(30)=燕市・会社員=、分水太夫に荒木美香さん(25)=燕市・看護師=、撮影用の染井吉野太夫に安川祐美さん(32)=新潟市西蒲区・自営業=の4人をことしのおいらん役に決めた。
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信濃太夫の小竹さん
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桜太夫の笠原さん
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分水太夫の荒木さん
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染井吉野太夫の安川さん
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おいらん役に決まった4人は抱負を述べた。小竹さんは「幼いころから見ていたおいらん役に決まりとてもうれしい」、「見に来られた方のすてきな思いでづくりになるように演じたい」。笠原さんは「皆さんの心を引きつけるおいらん役を演じきる」。荒木さんは「おいらん役になることが夢でした。きょうから体力づくりに励み、美しく華やかなおいらんを演じたい」。安川さんは「華やかな衣装をまとい、見に来られた方にきれいだなと思われるよう努めさせていただきたい」と、それぞれが緊張して話し、驚きと喜びをかみしめていた。
おいらん役に選ばれた4人は、3月27日、4月9日と14日の3回、おいらん独特の歩き方の「外八文字」の練習を行い、本番に向かう。
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