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三条市PTA連合会がネット・ケータイに関する保護者向け実践勉強会で子どものケータイ、ネット利用への対応を学ぶ (2010.3.2)
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三条市PTA連合会(浅野雅之会長)は、このほど三条・燕地域リサーチコアで、ネット・ケータイに関する保護者向け実践勉強会「もっと!グッドネット!in三条」を開き、子どもたちを取り巻く携帯電話やインターネット環境での問題やおとなの対応に関する講演やパネルディスカッションを行った。
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三条市PTA連合会のネット・ケータイに関する保護者向け実践勉強会「もっと!グッドネット!in三条」
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子どもにも携帯電話が普及するなか、携帯電話にまつわる諸問題に対する学校や家庭や社会に求められる取り組みやより具体的な対応など、「ネット・ケータイ」にかかわる子どもたちの環境を考えていこうと開いた。
ネット教育アナリストの尾花紀子さんが「ITが苦手でも”大人だから”できることがある〜未来の優れた使い手を育てる。被害者候補にも犯罪者予備軍にもしない〜」のテーマで講演。続いて曽我邦彦日本PTA顧問をコーディネーターに、尾花さん、国定勇人三条市長、鏡十代栄燕中等教育学校PTA会長がパネリストとなり、「子どもとケータイ、親子でどう向き合う?」をテーマにパネルディスカッションした。
講演で尾花さんは、生まれたときから携帯電話やインターネットにふれている今の子ども、そうでないおとなの間には世代間のギャップがあり、インターネットや携帯電話にからんだトラブルや犯罪も増加しているが、危険だから、自分がよくわからないからと、子どもの利用を禁止するだけでは十分ではないと話した。
子どもたちは操作を知っていても、欠けている面が多く、おとなだからフォローできることもあり、問題解決には最も身近なおとなにしかできないことがあると、具体的な子どもたちへの対応などを紹介した。
若い世代のブログの利用感覚、子どもとの携帯電話の使用ルールの決め方、プロフや思春期の男の子のアダルト系の話など、小中学生や社会人などのさまざまな問題の実例をあげ、対処方法などをていねいに話した。
会場の保護者やPTA関係者は、メモをとったり、子どもたちの状況を示す具体的な内容に何度もうなずきながら聴き入っていた。
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