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三条市内の9中学校でそろって卒業式、合わせて1,058人が巣立つ (2010.3.8)
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三条市内の9中学校すべては8日、そろって卒業式を行い、合わせて1,058人が9年間の義務教育を終えて、それぞれの学びやを巣立った。
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8日行われた三条市立第一中学校の卒業式
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市内一、生徒の多い三条市立第一中学校(八幡和男校長・516人)では、国定勇人三条市長も出席して午前9時半から第63回卒業証書授与式を行い、5クラス合わせて男子89人、女子85人の174人が卒業した。
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式辞を述べる八幡校長
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卒業証書授与では、体育館に教諭が弾くピアノの静かな旋律が流れるなか、担任に名前を呼ばれた卒業生が「はい!」と返事する声が響き、登壇して八幡校長から卒業証書を受けた。
式辞で八幡校長は、卒業生へのはなむけに「生涯を通して学び続けてほしい」と「常に感謝の気持ちを忘れるな」の2つの言葉を贈った。
国定市長は祝辞で、経験は大切だが漫然と積み上げるのではなく、体験する理由を考え、「自ら考え、自ら実践し、経験を積み重ねていってほしい」と求めた。
在校生送辞に続く卒業生代表の答辞では、3年間を振り返り、この悲しくつらい別れを乗り越えてこそ未来に見えてくるものがあり、不安もあるがその先にある新たな光りに向かうことを決意したと述べ、これまで支えてくれた人たちに大きな声で「本当にどうもありがとうございました」と深く頭を下げ、感謝の気持ちを伝えた。
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2日後に公立高校入試を控えた卒業生
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午前10時で気温は3.8度(三条市消防本部観測)の冬の寒さのなか、せきをするのもはばかれられるような厳粛な卒業式だった。大半の卒業生は、2日後の10日に行われる県内公立高校の入学試験にのぞむ。ことしは新型インフルエンザの影響を考えて12日に受験の予備日が設けられ、14日に合格発表。
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