中企大三条校「経営管理者養成コース」受講生でつくる「会縁会」が第8回経営管理者養成コース全体OB会 (2010.3.15)

三条市上野原、中小企業大学校三条校の看板コース「経営管理者養成コース」の受講生でつくる「会縁会（ええんかい）」（会員約320人）は13日、同校で第8回経営管理者養成コース全体OB会を開き、総会と特別研修を行った。

13日に中小企業大学校三条校で開かれた会縁会の第8回経営管理者養成コース全体OB会

県内を中心に会員約30人が出席。総会で代表幹事の袖山秀雄西巻印刷(株)取締役工場長があいさつし、同会は同じ悩みをもって会社経営にあたる受講生の縦横のネットワークを大切にしようと発足し、それに参加することで「ますます関係が強固になっていけば」と期待した。

次期代表幹事、源川さん

平成20年度会計報告に続いて、平成21年度の代表幹事を第8期受講生の皆川左千夫三陸運送(株)取締役企画室長を決めた。

続く特別研修会では、BMネットワーク代表の高橋茂人さんが「人と学びのネットワーク」のテーマで基調講演、5つの分科会でそれぞれのテーマで問題提起のあと、講師を囲んでミーティングし、交流会に移った。

経営管理者養成コースは、戦略的発想に基づいた質の高い経営に必要な総合マネジメント能力をマスターする長期研修。開校以来、今年度まで16期で約320人が受講しており、コース創設から10年目にOBの相互交流、受講後の同校との連携を図ろうと「会縁会」を発会した。

同コースは毎年、開講。受講生は中小企業の経営者や後継者、管理者が中心で、第17期となる平成22年度は、9月から来年2月までに25日間の日程で開く。