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小中一貫教育のモデル校区の三条第三中で間もなく入学の3小学校の6年生を対象に授業 (2010.3.18)
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三条市の小中一貫教育のモデル校区の第三中学校(駒澤隆司校長)で17日、4月に中学生になる小学6年生の中1ギャップへの対応の一環などで初めて「6年生対象授業」を行い、校区の三条、裏館、上林の3小学校の6年生全員が一足早く中学校の授業を体験した。
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17日に第三中学校で行われた6年生対象授業
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6年生は、三条小27人、裏館小63人、上林小32人の計122人。小中一貫教育モデル校区の取組の一環で、これまでも体育祭やいじめ根絶集会などの中学校行事に各小学校単位で参加したり、中学校の教諭が小学校に行って6年生に授業を行ったりした。
今回は、本来の入学と同じように、約40人ずつの3つにクラス分けし、4月から始まる中学校生活により近い形にした中学校生活の体験で、17日と19日の2日間の実施。
初日の17日は、小学校ごとに午後1時半までに中学校に登校し、3クラスに分かれて各教室に入り、「ようこそ三中へ」などのメッセージの書かれた黒板を前に中学校教諭によるオリエンテーションのあと、英語の授業を体験した。
最初、児童は緊張気味で、「ハロー」のあいさつの声が小さめだったが、野球の松井秀喜選手やイチロー選手、バンクーバー五輪の銀メダリスト浅田真央選手の写真などを登場させた授業にしだいに笑顔も見られるようになっていた。
2日目の19日は、児童それぞれで中学校に登校。1限から5限まで、給食も含めて丸一日、中学校で過ごし、3つの小学校の校長がスペシャルティーチャーとして教壇に立つ授業も用意している。
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