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三条市がエコ活動に取り組んだ森町小6年生をエコクラスに認定 (2010.3.20)
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三条市は19日、三条市立森町小学校(児童83人)でエコクラス認定証交付式を行い、環境にやさしい活動を続ける「エコクラス」認定制度に取り組んだ6年生をエコクラスに認定した。
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森町小で行われたエコクラス認定証交付式
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国定勇人三条市長が同校を訪問。全校児童が集まった体育館で6年生13人の代表に認定証を手渡した。
エコクラス認定制度は平成15年度に旧三条市が創設し、合併後も継続している制度。小中学校のクラス単位で節電や節水、給食を残さない、花を植えるなど地球に優しい生活を考えた目標と実践項目に継続して取り組み、その結果を三条市に報告。環境に優しい学校生活が送られていると認められたら、三条市長がエコクラス認定証を交付している。
認定を受けた6年生は、2学期から計画を練って取り組みを開始。6つの班に分かれ2月まで行った活動の成果をまとめて発表した。まち美化ボランティア、紙の無駄遣いをやめる、アルミ缶リサイクル、節電、節水、ユニセフへの募金やペットボトルのキャップ回収などの取り組んだ活動内容と成果をそれぞれの班が具体的に数字などで示した。
節水班では、ポスターを張るなどしてコップを使っての歯磨きなど節水を全校児童に呼びかけたところ、それまで108立方メートルだった1カ月の水道使用量が84立方メートルに減らすことができた。
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エコクラスの認定を受けた6年生と国定市長で記念撮影
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節電班では、休み時間に電気の消し忘れを見回りしていたら、しだいに消し忘れがなくなり電気使用量を230kw減らすことができたのは「みんなのおかげ」と感謝の気持ちも伝えた。
児童の発表を聞いた国定市長は、活動の様子を聞けてよかったと言い「全部が初めから思った通りにできなかったが、続けることで習慣が付いて目標を達成できたことは本当に大事なこと」と伝え、同時に「エコクラスの活動とは別に、みんなの説明が上手だったと、頑張りをたたえた。
6年生は25日に卒業するが、下田中学校へ進んでもほかの小学校の子どもたちと一緒になって続けていくことを期待していると言い「本当にお疲れさまでした」と児童の頑張りをねぎらった。
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