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春の嵐に見舞われた三条市成人式、1,137人のはたちの節目を祝う (2010.3.22)
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「春分の日」の21日、三条市は午後1時から県央地域地場産業振興センターで平成21年度三条市成人式を行い、平成生まれの新成人827人が出席して、はたちの節目を祝った。
平成元年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた全員が平成生まれの初めての成人式となった。出席は対象者1,137人のうち、男406人、女421人の計827人、出席率は72.7%。80%を上回る年もあるだけに、少な目だった。
式辞で国定勇人市長は、「一冊でも多くの本を読んで、一人でも多くの人の話を聞き、ひとつでも多くの経験を積んでいってください」、「これから10年間、20代の皆さんの仕事だと思って頑張ってほしい」と話し、「ためらうことなく経験を積んでいってほしい」と、新成人に求めた。
成人代表の高橋良輔さんと大橋亜希子さんの2人が成人のことばを述べ、「この三条で生まれ育ったことを誇りとして、社会に貢献していく」と誓った。
続くアトラクションでは「成人祝い抽選会」。WiiやiPod、ディズニーランドペアチケット、下田産のコメなどが当たる抽選会を国定市長も参加して盛り上げたあと、卒業中学校ごとに記念撮影を行った。
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笑顔がはじける新成人
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前日の気温が20度を超す初夏の陽気から一転。未明から風が強まり、瞬間最大風速22.8メートル(三条市消防本部観測)の春の嵐。幸い開式前に雨はやんだが、風に向かって歩くのが苦しい風で、気温も午後2時で6.3度と冷たい風が肌を刺した。
新成人は振袖やスーツ、カラフルな紋付きはかま。到着して車から降りると、セットした髪と着物の袖や裾をおさえて小走りで会場に入っていた。
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