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三条市議選で2期目を目指す杉井旬氏の後援会が決起集会・事務所開き (2010.3.28)
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三条市議選で2期目を目指す杉井旬氏(48)の後援会、杉井ひとし後援会(坂井欣一後援会長)は27日、三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」で決起集会と事務所開きを行い、約200人が出席して再選を誓った。
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杉井旬氏の後援会が決起集会・事務所開
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坂井会長のあいさつに続いて杉井氏が決意を表明した。21年間、三條新聞社記者として記者として三条市政を見詰め、地元の菊田真紀子衆院議員の秘書を2年間務めた後、市議に立候補し、初当選。その経緯を話し、市議4年間の実績を振り返って「今回は私が審判を受けること」と判断を仰いだ。
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決意表明する杉井氏
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今回も、市政の情報を市民へ、市民への情報を市政へがスローガン。栄スマートインターチェンジの実現、商店街の活性化を掲げるが、公約の柱は、この地域の救急医療の問題。
初当選の年の暮れの三条市長選では、国定勇人市長が同じことを訴えて当選。それから救急医療対策が本格的に動き出し、応急診療所の開設まではこぎつけたが、肝心の救急救命センターはようやく協議会が設置されたところ。「もう一期やらせていただいて、それを何とか、形をつくるまで市長にお願いしていきたい」と賛同を求めた。
衆院厚労委に所属する菊田衆院議員のバックアップを受け、同時に二次病院としっかり連携して「いい救急救命センターができるように頑張っていきたい」とした。
次の4年間でやりたいのが内水対策。新年度は市が田んぼダムを推進するが、「思い切った公共下水道事業の見直しも必要」で、公園や学校のグラウンドの地下に貯水槽の設置といった抜本的な対策を勉強し、市長に提言する。
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約200人でいっぱいの会場
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新潟市や長岡市に負けないためには、小さいがゆえにスピーディーなことが強みになるが、市議会は3カ月に1回しか開かれず、職員も3カ月単位で物事を考える習慣になっており、通年開催とし、市の意思決定を早くする。
議員の定数も削減すべきで、次の市議選では定員が4人削減、26人となるが、さらに5人の削減が可能。1委員会7人、3委員会で回せば「21人で十分」。当選ラインが上がることも意味し、その結果、地域の代表の意識が薄れる。
三条市政の問題は、議員が地域代表でありすぎ、地域エゴが三条市よりも優先してきたこと。その結果、三条市の工業団地が分散し、それがコストのかかるまちづくりになってしまい、工業団地には銀行も郵便局もないことを指摘した。
「まず優先すべきは、三条市全体のことだと思っています。そのための議会改革をぜひやらせてください」、そして「ぜひ、皆さんも議会を変えなきゃだめだ、三条市を変えなきゃだめだとご理解いただき、ぜひともご支援いただきたい」と求めた。
このあと、来賓の菊田衆院議員、竹山昭二県議、国定市長が祝辞、出席者が激励の言葉を述べたあと、だるまの目入れ、ガンバローコールを行った。
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