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三条市・ポケットパーク整備実行委員会が9号ポケットパークに「しらさぎ森林公園」で採取した樹木を植樹 (2010.3.29)
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三条市のJR弥彦線高架下の緑道脇にある小さな空き地「ポケットパーク」を市民と新潟大学、行政との協働で整備を進めるポケットパーク整備実行委員会(石田忠実行委員長)は27日、4月3日に竣工イベントを行う林町1地内の9号ポケットパークに「しらさぎ森林公園」で採取した樹木の植樹などを行った。
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9号ポケットパークに「しらさぎ森林公園」で採取した樹木を植樹
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ポケットパークは、本町6から田島2までの約5kmの弥彦線高架下に11カ所ある。同実行委員会は、そのうち8カ所を平成19年度から毎年1カ所ずつ整備している。
全体の整備テーマは「三条の里山の緑を街の中に〜回廊(緑道)を歩きながら三条の里山巡り〜」。合併した三条市を取り巻く「里山」の緑をポケットパークに移植しようという計画で、2008年4月に完成した整備1カ所目の仲ノ町地内7号パークは「大崎山」、2カ所目の居島地内の5号パークは「保内公園」、今年度の9号パークは「しらさぎ森林公園」の草木を移植して整備を進めてきた。
整備最終段階となった9号ポケットパークは、面積約125平方メートル。5月から現地確認などを行い事業を開始し、新潟大学の学生たちの整備計画案をもとに協議を重ね、10月に整備案決定。11月に現場作業を開始するとともに、しらさぎ森林公園での樹木の掘り起こしを行い、保管していた。
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植樹に参加したボランティア
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植樹を行った27日は同実行委員会を組織する協力団体や市民など50人以上が参加。風が強く冬の寒さだったが、ボランティアは建設や園芸などプロ集団で、手際よく作業を進め、栄地区で育ったコナラやヤマザクラなど100本近くを植えた。
石田実行委員長は、高架下は犬の小便で植物が枯れたり、たばこの吸い殻が捨てられていたりすることもあり、マナーを守って大勢の市民がきれいに気持ちよく使ってもらえるポケットパークになるように願っている。
同実行委員会では4月3日午前10時半から、同所で「9号ポケットパーク竣工イベント」を行い、記念植樹やベンチ座面への木部取付を行う。また、林町自治会はおにぎりや豚汁をふるまう。9号ポケットパーク整備の協力団体は次の通り。敬称略。
- 三条市建設業協会青年部
- 保内園芸組合青年部
- 三条市左官同業組合青年部
- 三条管工事協同組合
- 三条木創り舎
- 三条市建設関連協議会
- 高橋石材店
- カネコ総業(株)
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