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名称変更した新生「燕三条地場産業振興センター」で新看板の除幕式 (2010.4.1)
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1日、これまでの「新潟県県央地域」から「燕三条」(つばめさんじょう)に名称変更した(財)燕三条地場産業振興センターはこの日、名称を変更した看板の除幕式を行って新たなスタートを祝った。
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1日行われた燕三条地場産業振興センターの名称変更で新調した正面玄関の看板の除幕式、左から渡辺三条商議所会頭、国定三条市長、小林燕市長、山崎燕商議所会頭
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午後1時半から正面玄関前で行った。これと合わせて先着200人に粗品のプレゼントをしたこともあり、市民数十人も列席。同センター理事長の国定勇人三条市長、副理事長の小林清燕市長、渡辺勝利三条商工会議所会頭、山崎悦次燕商工会議所会頭の4人で紅白のひも引いて白布を外すと、玄関の中央上部に設置された新名称の看板が現れた。
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紅白のひもを引いて除幕
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新しい看板は、ステンレス鋼板をベースに、その上に陽極酸化処理で発色したチタン材のカッティング文字を接合したもので、大きさは縦30センチ、横200センチ。
看板中央の「燕三条地場産業振興センター」の文字と縁取りの色はコバルトブルーで、「創造性と未知なる可能性を秘めた新たな産業づくり」をイメージした。製作には地元の複数の企業が携わり、チタン材に鏡面研磨、精密切断、陽極酸化、エッチング、異種材接合技術などを施し、燕三条特有の金属加工技術の組み合せによる成果品として技術もアピールしている。
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名称を変更した表示
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理事長の国定市長はあいさつで、この地域の優れた特性を広くPRするには「燕三条」が欠かせないキーワードで、関東圏では「県央地域」に比べて圧倒的な認知度があり、「外の目線に立ったときには当たり前」。何年か後にきょうを振り返って極めて歴史的な一歩だったと思ってもらえるように尽力していきたいと新たな決意を示した。
「たかが名称変更ではなく、されど名称変更と考えている」と、ものづくりの町を支える同センターと両市の新たなスタートとさらなる発展に期待した。
建物上に設置された大型看板は、燕三条ブランド検討委員会でデザインなどを検討中で、ほかの施設内の看板や表示なども順に変更する。また、(財)燕三条地場産業振興センターの名称変更に伴って、同センター施設の「三条・燕地域メッセピア」と「三条・燕地域リサーチコア」はそれぞれ「三条・燕地域」を削除して「メッセピア」、「リサーチコア」となった。
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