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18日に第69回分水おいらん道中、サクラの満開は遠いが好天に期待 (2010.4.18)

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燕市分水地区観光協会は18日、大河津分水桜並木や地蔵堂本町通りで第69回分水おいらん道中を行い、ことしも美しく着飾ったおいらんが総勢70人の付き人と絢爛(けんらん)豪華な時代絵巻を繰り広げる。

第69回分水おいらん道中のポスター

第69回分水おいらん道中のポスター

大正13年ころから催されていた地元有志による仮装行列が起源とされる「分水おいらん道中」。昭和9年に発足した「分水路花の会」が11年から花にちなんだ行事をと「おいらん道中」が始まったという。

信濃、桜、分水の3人の太夫が、高さ15センチの高下駄を履き、独特の外八文字の歩き方を披露しながら進む行列は、午後0時半から大河津分水桜並木、午後3時から地蔵堂本町通りで行う。

大河津分水桜並木では、大河津分水資料館脇から桜並木を約1キロ進み、午後2時ころ大河津橋に到着。続いて分水地区の中心地へ移り、3時に願王閣を出発して地蔵堂本町通りを進み、3時50分に分水福祉会館に到着。

一方、地蔵堂本町付近は午前11時から午後5時ころまで歩行者天国して本町テント村がオープン。ふるさと物産展として16社・団体が出店する。

午後0時半から3時半ころまで行列のおいらんとは別に撮影用のおいらん染井吉野太夫が記念撮影に応じる「写真撮影」、午後2時からの「分水太鼓」、「歴代おいらん集合」、緑化木苗木市などたくさんのイベントを行う。

本番前日の17日の大河津分水のサクラは二分咲きほどと寂しいが、予報では曇り時々晴れのまずまずの好天に恵まれそうだ。