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小学生45人が参加して燕三条JCの寺子屋つばさ事業「ぼくらの“トム・ソーヤの冒険”〜手作りいかだで川下り」がスタート (2010.4.20)
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(社)燕三条青年会議所(梨本次郎理事長)は17日、寺子屋つばさ事業「ぼくらの“トム・ソーヤの冒険”〜手作りいかだで川下り」の開会式を行った。9月までの全8回、小学生45人が参加し、学生ボランティアやメンバーのサポートで道具から材料まで自分で調達していかだを製作し、川を下る挑戦がスタートした。
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燕三条JCの寺子屋つばさ事業「ぼくらの“トム・ソーヤの冒険”〜手作りいかだで川下り」がスタート、小刀和釘づくりを体験する小学生
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「寺子屋つばさ」は、子どもと若者が夢を抱き、生き生きと生きる力と心を育むための事業。「地域の子どもは地域が育てる」を信条に、燕三条の自然環境や人材を活用し、子どもが育つ過程を通じて、若者とおとなの三世代がともに育ち、自分を変えていくためのプロジェクト。
参加しているのは、三条市、燕市、弥彦村の3年生以上の小学生45人。開会式は午前8時半から三条市立三条小学校で行い、小学生と保護者、学生ボランティア13人、同会議所メンバーなど約120人が出席した。
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事業を手伝うボランティアの学生
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梨本理事長はあいさつで、申し込みは受け付け開始から2日で定数40人を超えており、参加できる子どもたちは「ラッキー」とし、この事業で学校で得られない体験をし、直面する困難や障害に「自らの力で乗り越えられるような立派なおとなになってほしい」と願った。
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子どもたちがこれからペットボトルと木を使って作るついかだの試作品
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開会式のあとは、となりの三条鍛冶道場に移動してさっそく道具づくりで、いかだづくりで使用する切り出し小刀の製作体験と和釘づくりに挑戦。子どもたちは緊張した表情で、同道場の指導者に手伝ってもらいながら、真っ赤に熱しられた鉄を金づちなどでたたくなど、真剣に取り組んでいた。
これから9月まで、道具づくり、材料の材木を間伐する自然体験、いかだづくり、チームワークを養う1泊2日の合宿などを行い、9月12日の川下りで、五十嵐川を完成したいかだで下る計画だ。
また、同青年会議所では、この事業に一緒に参加してくれる15歳以上の学生ボランティアを引き続き募集している。興味のある人は同青年会議所(電話:0256-32-5151)へ。
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