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燕市の五十嵐副市長が小林前市長から1カ月遅れの5月22日付けで退職へ (2010.4.23)

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燕市の五十嵐仁副市長(62)が23日、5月22日付けでの退職申出書を鈴木力新市長に提出し、受理された。

5月22日付けで退職する燕市の五十嵐副市長

5月22日付けで退職する燕市の五十嵐副市長

五十嵐副市長は、この日午前、初登庁した鈴木市長が職員への訓示を終えて市長室に戻ったときに提出。新市長は「わかりました」と受け取り、引き継ぎの面などで「今しばらくお願いします」と話したと言う。

副市長室でインタビューに応えた五十嵐副市長は、前日22日に小林清前市長はじめ、金子光雄前副市長、解良憲一前教育長の3人を送り、この日、鈴木新市長を礼を尽くして迎えたひとつの区切りと話した。

小林前市長が引退表明した昨年暮れから退職を考え始め、3月になって5月22日の退職を決めた。金子副市長と同じく、市長と同じ前日22日の退職の話もあったが、三役がそろって退職したら市長を送る人がいなくなると、小林前市長から1カ月遅れての退職を決め、小林前市長にも気持ちを伝えた。

また、旧燕市職員だったときから合併前後に合併関係の仕事に就いた。厳しい経済状況の変化などから新市建設計画や制度調整などの見直しは切ないものだったとし、新体制の中でさらに見直しされるときに「自分自身が新市長のズボンのすそを踏むわけにはいかない」。自分で区切りをつけるのも退職の理由のひとつで、今後の新市の発展に期待すると話した。

当初から新市長のもとでの補正予算案が議会に上程される6月までには退職の意向で、5月20日で最終予算案をまとめたあと、前市長が退任した4月22日からちょうど1カ月遅れの5月22日に退職日を設定した。