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鈴木新燕市長が記者会見、三役人事は腹案あり、三条市とは合併にとらわれずに連携に取り組む (2010.4.23)

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23日、燕市長に就任、初登庁した鈴木力市長は、市役所吉田庁舎で記者会見し、三役人事については腹案があるとしたほか、三条市との連携は合併にとらわれずに取り組む考えを示した。

初登庁後、青と白のバックパネルの前で初めての記者会見を行う鈴木市長

初登庁後、青と白のバックパネルの前で初めての記者会見を行う鈴木市長

訓示でも「市役所を変えていこう」と話したばかりだが、さっそく職員が用意してくれたという青と白の燕市のバックパネルの前に立って会見した。

冒頭、小林清前市長の労をねぎらい、8万4千市民に課せられた使命と職責を厳粛に受け止め、まい進していくと決意を述べ、質問に答えた。

産業振興を最重要課題と位置づけるほか、教育、医療福祉の充実、行財政改革の4つを重点に取り組んでいくとし、具体的な事業などは6月の補正予算に向けて早急に議論していくと述べた。行財政改革の点では長期的な視野も必要とし、職員のスリム化や重複した施設の統廃合なども考えていかなくてはならないとした。

三役人事については、相手のあることで今は明らかにできないが「わたしの腹は決まっている」とし、これから本人に依頼し、調整する。

また、三条市との合併については、将来的にはあり得るが、当面は燕市のまちづくりや醸成に専念する考えで、合併にとらわれず、両市以外の県央地域での連携は必要で、産業や医療など必用な部分は必死にやっていくとした。

「燕三条ブランド」については、何でも「燕三条」でくくるのは少し違うと述べ、両市それぞれの歴史などを守らなければならいところもあれば、逆に一本化した方が効果的な面もある。「競い合ってこその燕と三条」で、「競い合うはけんかではなく、切磋琢磨して、互いに高め合っているのが燕と三条と認識している」とした。

また、今後は毎月、定例記者会見を行い、情報公開を進める。