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合併後の新燕市の初代小林市長が任期満了で退任、あわせて金子副市長と解良教育長も退任 (2010.4.23)
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燕市は22日午後4時から吉田産業会館で任期満了で退任する小林清燕市長などの退任式を行い、約180人の職員と市民が参列し、この日退任する小林市長と金子光雄副市長、解良憲一教育長の3人を送った。
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退任式を終わって職員の拍手に包まれて退庁する小林燕市長
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小林市長は平成18年4月23日に合併後の燕市の初代市長となって4年、任期満了に。平成18年7月1日に小林市長の選任を受けて助役に就いた金子副市長、同年6月に教育委員の任命を受けて教育長に就任した解良教育長の2人も小林市長の引退にあわせて退職する。
3人は参列者の大きな拍手に迎えられて入場。五十嵐仁副市長が贈る言葉として、新市誕生からの労苦をねぎらうとともに、感謝の言葉を述べた。
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左から小林市長、金子副市長、解良教育長
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小林市長はあいさつで、昭和30年に分水町職員に採用されてから53年間、常に地域の方々と連携して取り組んできたとし「きょうで終わる決断をさせてもらった」と述べ、長い間の支援にあらためて感激していると話した。
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金子副市長
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解良教育長
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さらに、新燕市の初代市長に就任した合併からの4年間は「あっという間の4年間。長いようで極めて短い」と振り返った。
新しいまちづくりに、職員や議会、市民の支援を受けて真剣に努力してきたが、合併後の経済状況の大きな変化などから「ご期待通りの新しいまちづくりが十分な対応がとれなかったと反省している」と述べた。
さらに「生む苦しみも大変なものだが育てていくころことも大変なことで、人生最後の仕上げと取り組んできた」とし、「決断に苦しむ時期もありました」、「眠れないときも、食事がのどを通らないときもありました」と明かした。
小林市長は、4年間の支援に礼を述べるとともに「わが人生に悔いなし」。「燕市はどれをとっても県下20市に劣るところはない」と胸を張り、これまで自分に寄せられていた支援を今度は23日に就任する新市長にと、さらなる燕市の発展を託した。最後に「本当に長い間ありがとうございました」と、頭を下げて締めくくった。
金子副市長と解良教育長のあいさつ、感謝状贈呈、花束贈呈を受けた3人は両側に並ぶ参列者の拍手に送られて退場。玄関前でも大きな拍手に見送られた。
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