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三条市・神明宮で春祭り、本祭りの29日も県指定無形民俗文化財「三条神楽」から太々神楽奉納 (2010.4.29)
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三条市神明町3、神明宮(三上行雄宮司)は28日夜、春祭りの宵宮祭りで神事や太々神楽の奉納を行い、境内は大勢の参拝客でにぎわった。
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28日夜、三条市・神明宮で行われた春祭り宵宮の太々神楽の奉納
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神明宮では、県指定無形民俗文化財「三条神楽」として三条市内の神社が伝承する神楽32舞のうち28舞を保存する。5年前までは八幡宮の春季例大祭とあわせた「三条祭り」として、毎年15日を宵宮に16日に例大祭を行い、この2日間に神明宮伶人会の伶人と稚児が神楽を奉納していたが、中高生の中間試験にぶつかることもあり、本祭りを祝日29日に変えて行っている。
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杵樹の舞
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この日の宵宮祭りは午後7時から神事、7時半から神楽奉納。境内は10件ほどの露店が並び、神楽の太鼓や笛の音が響いていた。
雨の心配はなかったが、肌寒く参拝客は上着をはおっている人が多かった。午後9時過ぎからの舞の締めくくりは紅白のもちや菓子などの供物をまく「杵樹(ぞうぎ)」の舞で、子どもやおとなの参拝客は、供物をまく伶人に向けて「こっちも〜!」とアピールし、両手を広げていた。
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杵樹の舞で伶人がまく供物に手を伸ばす参拝客
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29日は午後1時半から神輿(みこし)の発れん祭を行い、神輿が出発したあと午後2時から太々神楽奉納、午後7時から同日2回目の太々神楽を奉納し、9時半ころに終わる。
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