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4月供用開始の須頃郷第2号公園「三燕みどりの森」で完成記念セレモニーや記念植樹 (2010.5.10)
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三条市と燕市を中心に市民の手で行政と協働した公園づくりを進める市民団体・ネットワークみどり緑(関根依智郎会長・会員41人)は9日、燕三条地場産業振興センター並びの須頃郷第2号公園「三燕みどりの森」が4月から供用開始となったことを記念し、同所で完成記念セレモニーや記念植樹を行った。
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須頃郷第2号公園「三燕みどりの森」の完成記念セレモニーや記念植樹
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さわやかな青空の下、関根会長をはじめ約40人が出席。あいさつで鈴木力燕市長は「長く市民の憩いの場として存在し、どんどん進化し、成長していくこと祈念する」、国定勇人三条市長は「新たな燕三条地域の絆のシンボルとして、住んでいる人の憩いの場となるように」とそれぞれ願った。
ほかに公園入口に設置した記念碑の除幕式や記念植樹も行った。記念碑は公園の銘板をはめ込んだもの。植樹は今回も里山に育つコシアブラなど苗木100本をシャベルやスコップを使って植えた。
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除幕した記念碑の前で握手する鈴木燕市長(左)と国定三条市長(右)
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この公園は須頃郷開発に伴って開設された三条市と燕市にまたがる都市公園で、広さ約4,500平方メートル。2003年に行政から公園設置の許可を得て、「子どもからお年寄りまで四季折々楽しく遊べる緑豊かな公園」づくりに本格的に着手し、会員のボランティア活動を主体に市民や団体、企業から活動や寄付の支援を受けて進めている。
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記念植樹を行う子どもたち
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着手から6年余り、計画段階を含めると8年近くたち、その間に約3,000万円の助成金や寄付を受けて、築山や園内の整備、東屋やベンチの設置、約1,200本の木の植樹、草刈りや冬囲いなどの管理作業を行った。会員や市民延べ2,000人以上が公園づくりに参加した。
植樹された木は、地元の里山に自生しているもので、野鳥や昆虫も定着。公園の完成が近づいてきたことから4月1日、燕市が管理責任自治体となって供用を開始した。さらに今年度中に看板を設置、2カ所の池を整備して完成。草刈りや植樹はこれまで通り会員が中心となって行う。
同会では会員を募集中。毎月第1日曜の午前9時から正午ころまで草刈りなどを行っているので、興味のある人は声をかけてほしいと呼びかけている。
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