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三条まつりに続いて燕・戸隠神社の春まつりが幕開き、万灯と踊り子が華やかな宵宮に (2010.5.16)
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燕市・戸隠神社(星野和彦宮司)は、16日の春季祭礼を前に前日15日、宵宮祭を行い、万灯のあかりとにぎやかな祭りばやしや踊り子がまつりを華やかに盛り上げた。
15日は、午後から木場小路万灯組(宮町)と横町万灯組(中央通り)の2基の万灯が氏子町内へ繰り出して春祭りの幕開きを告げ、夜にはそれぞれが戸隠神社を参拝。そのあと「お玉さん」などと呼ぶ女の子の踊り子が伊勢踊りを踊り、若連中と宮町商店街などを門付けして回った
日中はさわやかな青空で、夜は雨の心配もなかった。大通りには約140の露店が並び、例年以上の見物客であふれた。
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万灯の上で太鼓をたたき、まつりばやしで気勢を上げる
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万灯は、縦横約3メートルの台車に灯ろうを載せ、そのてっぺんから色とりどりの紙で飾った数十本の割りタケをしだれのように垂らしたもの。その万灯を若連中が綱で引き、ガラガラと音を立てて進む。
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夜の町を進む万灯
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万灯に乗って太鼓をたたく若連中は、はだけた上半身を玉の汗で光らせ、扇を手に踊る子どもは、はやしの音が止まるとぐったりするほど力を振りしぼっていた。
子どもとはいえ、次々と踊りを繰り広げる踊り子の疲労も大きく、体力温存するためにも門付けの移動は若連中が踊り子をおんぶしていた。
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