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燕市産業史料館に映画『曲がれ!スプーン』のPR用、長澤まさみさんサイン入りスプーンベンチ (2010.5.26)
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燕市産業史料館では、長澤まさみさん主演で昨年、公開された映画『曲がれ!スプーン』のPR用サイン入りスプーンベンチを譲り受けて設置し、ちょっとした話題だ。
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燕市産業史料館が寄付を受けて設置した『曲がれ!スプーン』のPR用サイン入りスプーンベンチ
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スプーンベンチは、幅約130センチ。柄がねじれた高さ約100センチほどのFRP製スプーンが、真ん中に座っているような形だ。スプーンの皿には長澤さんのサインがある。
このペンチは、昨年11月の『曲がれ!スプーン』公開にあわせ、東京ミッドタウンにクリスマスイルミネーションの11月12日から12月25日まで展示された。
このニュースを聞きつけた同史料館の斉藤優介学芸員。同史料館はさまざまなスプーンを展示しており、「これ、ほしい」と持ち前の大胆な行動力で“ダメもと”と東京ミッドタウンに電話し、事情を説明した。
映画の配給会社、東宝の担当者を紹介してもらい、「スプーンの博物館ならば」と関係者の了解をとりつけ、とんとん拍子で願いをかなえた。
同史料館は表だってのベンチを宣伝していないが、ツイッターやラジオで話題となり、若い人からの問い合わせも増え、最近も20歳代の男性2人がわざわざベンチを見るために初めて来館したと言う。
燕といえば洋食器であり、フォーク、スプーン。斉藤学芸員は、燕の歴史的な産業の展示にスプーン博物館としての新しい一面がプラスされたのでは喜び、若い世代が来館するきっかになればと話している。
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