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鈴木燕市長が総額12.9億円の肉付け補正予算案を発表、小林前市長の骨格予算に文字通り肉付け (2010.6.1)

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燕市の鈴木力市長は、1日午前11時から市役所吉田庁舎で臨時記者会見し、総額13億円近くの「肉付け補正予算(案)」を発表した。

燕市では、平成22年度の一般会計当初予算については、市長改選期であったため、小林清前市長は「骨格予算」にととどめて編制し、鈴木新市長に引き継いだ。6月定例会での議決を前に、鈴木新市長の重点施策に沿った「政策的新規事業」の15事業8,072万6千円を含む「肉付け補正予算(案)」を発表した。

今回の補正予算案は、政策的新規事業80,726千円、新市建設計画・国交付金事業1,216,014千円、その他経費53,453千円、税制調整基金積立金の減額52,325千円の合計1,297,868千円。当初予算33,335,000千円で、補正後予算は34,632,868千円。

政策的新規事業では、鈴木市長の重点施策「産業の振興」、「未来の燕を担う子どもたちの育成」などに沿った事業で、「産業の振興」では「町田燕地域活性化プラットホーム事業」(802千円)、「未来の燕を…」では、ALT雇用内容の見直しで小学校専門の2名を臨時雇用する「小学校英語力向上事業」(2,614千円)。

また、燕市ではこれまでになかった柔軟的な予算として「政策調査研究費」(1,800千円)を計上。現状の社会・経済情勢を的確に把握し市の政策に反映させることを目的とし、主に部長級職員が参加する「月例政策研究会」の開催や特命事項に対応するための調査・研究費として盛り込んだ。