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5、6日と三条名物六角巻凧が舞う恒例の三条凧合戦 (2010.6.2)

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三条凧協会(早川喜志郎会長)と三条市は5、6の2日間、三条・燕総合グラウンドで三条凧(いか)合戦を開く。ことしも20の凧組が六角巻凧の技を競うほか、「子ども凧合戦」やアトラクションなども行う。

三条凧合戦のポスター

三条凧合戦のポスター

三条凧合戦は、毎年6月の第1土、日曜に開かれる三条の名物行事。凧は六角巻凧と呼ばれ、くるくると巻いて小さくできる。また、海外でも「SANJO ROKKAKU」と日本語の名前で呼ばれ、三条は世界の六角凧の発祥の地として知られるという。

初日5日の午前9時半から開会式を行い、紅白に分かれた凧組が決戦の火ぶたを切る。合戦は午前10時から午後5時まで、翌6日は午後1時から4時までで、2日間の合計得点を競う。

凧組は、昨年と同じ20組が参加。白と赤各10組が、違う色の組と空中戦を繰り広げ、上空で鮮やかに相手の凧の糸を切ったり、地上に落としたりして得点する。

6日午前9時から行う「子供凧合戦」は、小凧から合戦で使用される30枚ドと呼ばれる畳2枚半の大きな六角凧を用意。子どもたちに、凧の揚げ方や合戦の方法を指導して三条凧合戦を体験してもらい、凧合戦の伝統を次代につなげる。

10時半からのアトラクションでは、きらきら保育園園児が和太鼓、エアロビクススタジオ「ガレージ1」がHIP HOPダンス、「はじめ」がよさこい三条凧ばやし、一ノ木戸小児童が凧ばやしをそれぞれ披露する。

アトラクションに続いて、小凧抽選会を行い、抽選で小凧が当たるほか、ことしはカレーラーメンやラーメン割引券なども賞品に用意している。ほかに、2日間とも午前10時から午後4時まで物産や各種凧グッズの販売、飲食コーナー、自由凧揚げ広場を開設する。

また、合戦前日の4日は午後6時半から前夜祭を行う。新潟ダビットソンクラブの先導で、一ノ木戸商店街から三条市中央公民館までを約250人が合戦で使用する30枚ドの凧や畳3枚半の大きさの50枚ドの凧などを掲げてパレードする。

三条凧合戦は2日間とも雨が降りなら中止。問い合わせは三条市営業戦略室観光係(電話:0256-34-5511)か同会事務局(電話:080-5403-0068)へ。