毎月最後の土曜に写経会を開いている国上寺、6月は26日の午後1時から (2010.6.25)

燕市国上、真言宗豊山派国上寺（山田光哲住職）では、26日午後1時から同寺で写経会を開くので、日常の騒がしさを忘れて寺で心静かに教典に向かい、筆を走らせてはと広く参加を呼びかけている。

毎月最後の土曜に写経会を開いている国上寺

写経するのは、般若心経。同寺方丈講堂で長机に並んで正座し、手本を下敷きにして教典を写す。筆を含めて必要な道具は同寺が用意するが、筆が苦手なら筆ペンや鉛筆を持参しても構わない。

約1時間の写経で終わらなければ、持ち帰ってそれぞれの宿題に。続いて山田住職が法話を行ってから茶話会も開き、茶と菓子を味わってゆったりした時間を過ごしてもらう。

同寺では昨年11月から写経会を開き、ことし4月から毎月最後の土曜に開いている。多いときは30人くらいの参加がある。ただ、この写経の会をつくってくれた発起人が6月初めに亡くなったため、今回はその追善供養の意味も込めて開く。

参加費は1,500円。参加したい人は直接、同寺へ出向く。問い合わせも同寺（電話：0256-97-3758、メール：info@kokujouji.com）へ。