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国定三条市長がパルム2住民と面会してパルム1の解体と売り渡しについて説明、売却先は「一定の安心感はもっていただける方」 (2010.7.9)
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先に三条市神明町、パルム2のマンション住民でつくるパルム2号館管理組合住宅部会特別委員会(森脇慶二委員長)からパルム1号館の解体と売り渡しに関する質問状」を受けた国定勇人三条市長は8日夜、住民と面会して質問に回答。パルム1の売却先は「一定の安心感はもっていただける方」と答えた。
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パルム1の解体と売り渡しについてパルム2住民の質問に直接、答える国定市長
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同委員会は、マンションを管理する三条昭栄開発(株)の社長でもある国定市長に、同委員会が質問状を提出。2日に文書で回答を受けたが、それでは納得がいかず、必要なら直接説明するとしていた国定市長に面会を求め、この日の面会となった。
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ひざを突き合わせて質問に答える国定市長
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パルムマンションに住民など約25人が出席。国定市長が、パルム1と立体駐車場のパルム3のこれまでの経緯や現状、文書での回答について説明し、住民の質問に答えた。
住民は最大の関心であるパルム1の売却先の公表を求めた。国定市長はこれまでと同様、当事者の意向もあってまだ明らかにできないとしたが、住民の間にある憶測を否定する形で「風俗関係ではない。基本的には安心してもらえる方に売却する」とした。
また、売却後の利用方法は「市民に対して喜ばれるものか」の質問には、「少なくとも一定の安心感はいただけるのではないか」。「早く公表できるような環境をつくってもらう方がいいのでは」と売却先に話していることなども伝え、理解を求めた。
ほかに、三条市が商業施設と駐車場が一体になったマンションとして分譲したはずなのになぜパルム1を売却するのか、パルム1を市が購入して市役所として使用すればいいのでは、破産管財人のもとにある立体駐車場が使用できなくなったら車を止める場所がないなど、2時間余り、次々と上がる質問や意見に、国定市長は一つひとつに答えていた。
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