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「はしの日」で県央食品衛生協会三条支部が恒例のはし供養祭 (2010.8.4)
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語ろ合わせで「はしの日」の8月4日、県央食品衛生協会三条支部(小栗忠夫支部長・780支部員)は、午前10時半から三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)で「はし供養祭」を行い、はしに感謝するとともにイベントで市民にサービスした。
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県央食品衛生協会三条支部のはし供養祭ではしを焼納する八幡宮の藤崎宮司
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同支部会役員や来賓など約30人が参列。拝殿で長さ約60センチのヒノキのはしを供えて神事を行ったあと、境内に設置した焼納台に神火をたき、支部員や市民の持ち寄った使用済みのはし1,500膳を焼納し、供養した。
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県央食品衛生協会三条支部の小栗忠夫支部長
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長さ60センチのケヤキのはし
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藤崎宮司がひと握りのはしを神火のついた焼納台に置いて手を合わせ、続いて参列者がひと握りずつのはしをくべ、食べものを口に運んでくれたはしに感謝し、延命長寿や無病息災を祈った。
はしが燃えるのを見ていた男の子に祖母が「ごはんを食べさせてくれるはしに、ありがとうっていう日だよ」と聞いて手を合わせていた。
供養にあわせて同支部の飲食業を営むプロがその場で調理した焼きそば500食やかき氷300食を無料で配付し、子どもたちにはスーパーボールすくいも楽しんでもらった。
連日の暑さでこの日は熱帯夜。はしの焼納が始まった午前11時はすでに33.4度の猛暑。立っているだけで汗が流れるほどの暑さだったが午前10時ころから子どもたちを中心に大勢の市民が集まった。
行列に並んでかき氷などを受け取ると、はし供養の意義はさておき、さっそく拝殿の下など日陰に座っておいしそうに食べていた。
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子どもたちに大人気だったスーパーボールすくい
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はし供養祭は昭和50年に民俗学研究者が「はしを正しく使おう」という提案から始まり、東京・日枝神社の箸感謝祭が有名だ。三条ではその3年後の昭和53年に当時の三条割烹組合(今の三条総合飲食サービス業部会)有志がはし供養祭を行ったのが始まり。その翌年から三条地区食品衛生協会三条支部(今の県央食品衛生協会三条支部)が毎年、行っている。
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八幡宮境内は子どもたちでいっぱい
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市民にも参加してもらおうと、十数年前から神事だけでなくイベントもあわせて行っている。
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