燕三条ブランドのシンボルマーク発表、燕三条駅観光物産センターの愛称は投票で決定へ (2010.8.10)

(財)燕三条地場産業振興センター＝理事長・国定勇人三条市長＝は10日、定例記者会見を行い、燕三条ブランドのシンボルマークの発表や燕三条駅観光物産センターの愛称選考投票など4項目を話した。

燕三条地場産業振興センター理事長として定例記者会見を行う国定三条市長

燕三条ブランドのシンボルマークは、燕三条ブランド構築に向けた取り組みを推進しようと作成した。デザインしたのは、燕のキッチン＆ダイニングウエアブランド「enn」のデザインも手がけたグラフィックデザイナーの佐合ひとみさん。自然と共生するオーガニックな世界観を現代版「花鳥風月」の文様で表現したという。

燕三条ブランドシンボルマーク（基本形）

横並びのシンボルマーク

燕三条ブランドシンボルマークと統一したデザインに変えた燕三条地場産業振興センターの屋上看板

敷地入り口への看板も変更

ツバメのイラストで「燕」、その下に配した3本の線が、信濃川、中ノ口川、五十嵐川の燕三条を流れる3つの川と三条の「三」を表現。曲線が多い柔らかなイメージだ。

基本の色は、千歳緑（せんざいみどり）という緑色で、この日完成した同センター屋上の「燕三条地場産業振興センター」の看板や記者会見の理事長の背景のボードの色、デザインも統一させた。

このシンボルマーク、燕三条の製品や看板のサイン表示など、さまざまな場面に使用する。8月27日から東京ビッグサイトで開催される「グッドデザインエキスポ2010」で、地場産センターの出展ブースで初めてお披露目する。

また、燕三条駅観光物産センターの愛称選考投票については、12月にリニューアルオープンする同物産センターの愛称を投票で決める。候補は、燕三条ブランドプライドプロジェクトのメンバーから応募のあった113点の中から選出した4点のうち、1点を選んで応募する。決定した愛称に応募した10人に記念品をプレゼントする。

候補は、1「OASIS」（おあしす）、2「燕三条Wing」（つばめさんじょうういんぐ）、3「TOLC」（とるく）、4「LOCAS」（ろーかす）。投票は1人1回で、複数投票は無効。1点の番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入。応募方法は、電子メール（brand@tsjiba.or.jp）、ファクシミリ（0256-32-5701）、はがきのいずれかで、締切は9月17日必着。結果は、9月下旬に同地場産センターのホームページで発表する。

また、この日は、ほかに13日から16日までの「じばさんお盆フェアー2010開催」、「燕三条学生ビジネスアイデアオーディション2010のアイデア募集中」について話した。