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三条市青少年海外派遣事業の中国班の出発式、中学生5人を派遣 (2010.8.11)
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三条市は11日、市役所で平成22年度三条市青少年海外派遣事業の中国班の出発あいさつ式を開き、18日から25日まで8日間の日程で出発する中学生の派遣団5人が国定勇人市長らに出発のあいさつをした。
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平成22年度三条市青少年海外派遣事業の中国班の出発あいさつ式で記念撮影
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同派遣事業は、旧三条市から引き継いだもので、毎年、中国とカナダで行っているが、昨年は新型インフルエンザの影響により同事業を中止し、ことしは2年ぶりの実施。
三条市の友好都市の湖北省鄂州市をはじめ、北京や上海などを訪れており、ことしは、上海万博の見学や上海在日本総領事館の表敬訪問が加えられている。
派遣団は、第二中学校の五十嵐吉春校長が引率し、中学生は第一中学校、栄中学校、燕中等教育学校の1年と2年の男3人と女2人の5人編制。
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市長と歓談する中学生の派遣団5人
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派遣生が1人ずつ自己紹介し、めざましく発展する中国の様子を生で見て感じたい、中国から見た日本の歴史を知りたい、本場の味を知り日本との違いを知りたい、上海万博が楽しみ各国の最深の技術を見たい、言葉が心配だが身ぶり手ぶりで伝えたいなどたくさんの抱負を述べた。
国定市長は、派遣生が中国に行くというチャレンジだけで目的の3、40%は達成しており、さらに20%は出発前の予習、残りの40%を使って8日間を朝から晩までしっかり楽しみ、帰ってきたらあらためて日本との違いを整理してほしいと述べ、派遣生の成長に期待した
また、学生時代に中国に留学していた経験から、言葉がわからなかったら漢字で書けば50%くらいは伝わると言い、「ありがとう」は日本で言う「シェーシェー」ではなく、「シエシエ」と言う方がいいと、体験者ならでの本場の発音をアドバイスした。
一行は、18日午後2時に新潟空港を出発。19日に上海の在日本総領事館を表敬訪問したあと、上海万博を見学。翌20日から鄂州市のホストファミリーと過ごし、23日に北京へ。万里の長城などを見学し、25日に帰国する。派遣生は次の通り。敬称略。
【派遣生】▲仲納林俊直(第一中)▲佐藤基(同)▲六原郁人(栄中)▲新飯田遥菜(燕中等教育学校)、野崎瑠菜(同)
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