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三条中央市場で盆市、台風接近前に客の出足早く (2010.8.12)
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13日の盆の墓参りを前に12日、三条市ではJR北三条駅西側の三条中央市場で恒例の盆市が開かれ、早朝から盆花や供物を買い求める人でにぎわった。
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12日、JR北三条駅西側の三条中央市場で開かれた盆市
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ふだんの二・七の定期市より25ほど多い139の農家や露店が出店。弥彦線の高架下にはケイトウ、オミナエシ、ハスなど赤や黄色、紫、ピンクなどの盆花、ブドウやモモやスイカなどの果物、ナス、キュウリ、トマト、枝豆、カグラナンバン、ズイキなど色とりどりの商品がぎっしりと並んだ。
朝は台風4号の影響もあって曇り空。午前8時の気温は28.5度。気温は低くはないものの日差しのないぶん、連日の猛暑と比べればずっと過ごしやすかった。
台風接近の予報も手伝って買い物客の出足は早く、開店準備が整いはじめた午前5時過ぎから買い物客が繰り出し、6時ころには人にぶつからないで歩くことができないほどのにぎわいだった。
夏休みの小学生や中学生の孫が手伝う店もあり、「トマト300円」、「桃500円」など銀色のペンで書いてあったり、星やネコなどかわいいイラスト入りのポップでアピールするなどの風景も盆市ならではだ。
雨がぽつぽつとあたる時間帯もあり、買い物客は目当ての品物を買い終わると、新聞紙にくるんだ盆花や果物や野菜を入れたビニール袋を両手に持ち、足早に帰っていった。翌13日は午前5時から盆花の市が開かれ、墓に供える花を中心に果物などを売る50店ほどが出店する。
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