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新潟県央工高山岳部がインターハイ登山男子・種目縦走で5位入賞 (2010.8.12)
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新潟県央工業高校の山岳部が、平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島(ちゅらしま)沖縄総体2010」の登山大会に出場。6日から10日に鹿児島県霧島山系で行われた登山競技の男子・種目縦走で5位に入賞した。
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インターハイの登山競技の男子・種目縦走で5位入賞した新潟県央工高山岳部の部員4人と石川恵子監督、和田正コーチ
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県央工高山岳部の同大会出場は通算22回目で、入賞は平成14年の3位入賞以来、8年ぶり5回目。
種目縦走は、4人1チームで、3泊4日の登山行動などを競技として審査する。初日に山歩きに必要な筆記試験を実施し、2日目から山に入っての競技。体力、歩行、装備、設営・撤収、炊事、記章、観察、記録・計画、救急、マナーなど100点満点からの減点法で採点し、4日間の総合成績で競った。
今総体の会場は沖縄県だが、高い山がないので、登山大会競技会場は、鹿児島県の霧島連山(高千穂峰コース、韓国岳コース、中岳コース)。男子の種目縦走には各県代表の23チームが出場した。
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11日帰校して拍手で迎えられる山岳部員
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新潟県央工高のメンバーは、チーフリーダーの山嵜丈輔さん(3年・三条市福島新田)、大山清史さん(3年・三条市西本成寺)、装備の波塚崇宏さん(1年・加茂市黒水)、福原拳太さん(1年・長岡市中之島)の4人で、95.1点で5位入賞した。優勝は山口県の防府高校で97.9点だった。
出場メンバーは、石川恵子監督と和田正コーチとともに10日の閉会式を終え、大阪までのフェリーと車で11日午後5時ころに学校に到着。山岳部員や吉田光二顧問などが拍手で迎え、坂井章校長に5位入賞の結果を報告した。
4日間とも霧や雨の荒天に加え、予定コースの新燃岳の噴火活動が活発になって急きょ、ルート変更もあった。同校のメンバーは、3年生2人と1年生2人。悪条件のなかで平均15キロの重さのザックを背負い3泊4日の行程の競技を終えた。
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坂井校長に成績の報告
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リーダーの山嵜丈輔さん3年は、「不安もあったが自分についてきてくれて、山を楽しみながら過ごすことができた。周りの方々のおかげでインターハイに行くことができて感謝している」と、5位入賞の賞状を手に報告。
坂井校長は「気の抜けない行程で、よくまとまって、良い結果を出しましたね」と、後輩にもつながっていくと選手の労をねぎらい、3年生の2人には「3年間、ご苦労さまでした。次のステップを目指してください」、1年生でインターハイを経験した2人には「この経験をいかしてください」と話し、選手たちの健闘をたたえた。
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