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燕第一地区まちづくり協議会が「第2回夏休み親子で作る案山子」の作品を農道に展示 (2010.8.16)
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燕市の旧小池地区、13の自治会からなる燕第一地区まちづくり協議会(大原大八会長)は、8月22日まで地元の農道で第2回夏休み親子で作る案山子(かかし)の展示を行い、付近を通るドライバーの目を集めている。
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燕第一地区まちづくり協議会が22日まで地元の農道に展示している「第2回夏休み親子で作る案山子」の作品
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夏休みに入ってから自治会ごとに親子で力を合わせてかかしを作ってもらった。作り方に制約はないが、なるべく新しい物を買わずに身近にある物を利用して作ってもらった。ほとんどの自治会が2体の計25体を完成。物流センター南側の杉名地内の農道の路肩に、それぞれのかかしの紹介文を書いたのぼりと一緒に一列に並べて立てた。
かかしのモチーフはアニメのキャラクターが多く、アイデアを凝らしたかかしばかりだ。「ゲゲゲの鬼太郎」を元ネタに、「あっちぇー夏がきたろー」と方言でだじゃれの目玉親父。鬼太郎が「地球温暖化ストップ!」、目玉親父が「水や電気のムダ使いをしない!」とエコを訴える作品が目立つ。
ほかにも「ふしんしゃちゅうい!」と訴えるスパイダーマン、「トマトを食べて医者知らず」と言う顔がトマトのかかし、さらには心の鬼を退治する桃太郎と、子どもたちのアイデアが詰まっている。
同協議会では、地域のコミュニティーを育もうと昨年、初めて夏休みの親子でかかしを作る事業を行い、ことしで2年目。昨年は1週間展示したが、せっかく作ったかかしをもっと長い間、見てもらおうと2週間に延長した。台風接近で一度、撤去したが再度、設置した。
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農道を車をゆっくり走らせながらかかしをドライブスルー見物
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日曜の15日は時々、車が訪れてはゆっくり農道を車を走らせ、車窓からかかしをいわばドライブスルー見物。本来のかかしの役割である害獣を追い払う効果のほどは不明だが、人を呼び集める効果だけは間違いなくある。
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