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三条市長選への立候補を正式表明した現市長の国定勇人氏が記者会見 (2010.8.31)
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30日夜にハミングプラザVIP三条で開かれた国定勇人後援会の役員拡大委員会で2期目に向けて三条市長選への立候補を正式表明した現市長の国定勇人氏(38)は、そのあと記者会見した。
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記者会見する国定氏
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会見には池田英夫後援会長と山井太幹事が同席。国定氏は、これまで約4年間の自己評価の質問で、経済対策や4月の応急診療所開設などの成果を述べたほか、現在も検討が続く県央地域の救命救急センターについては、4年前に思い描いていたスケジュール間では、もう少しわかりやすい青写真が描けると思っていたとし、2期目の大きな行政課題とした。
また、三条は産業都市と述べ、産業振興が一番の行政課題として、これまでも取り組んでいる政策などをあげ、今後も支援していく考えを述べた。
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記者会見には池田後援会長と山井幹事も同席
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さらに市町村合併の関係では、4年前はこのままでは新潟市と長岡市のはざまで埋没していくとしていたが、合併できるかどうかは自身の一存ではできず、新潟市と長岡市との地域間競争で、県央地域が互角の位置にいるためには県央地域がまとまっていかなくてはならないと述べ、三条はその門戸を開き続けて訴えていくとした。
国定氏は、この日が誕生日の38歳。東京都神田神保町生まれ。1997年に一橋大学商学部を卒業、同年、当時の郵政省に入省。2003年に総務省から三条市に出向し、三条市総務部参事兼情報政策課長、05年三条市総合政策部長に就き、同年4月に総務省に戻り、情報通信政策局地域通信振興課課長補佐を務めていたが、高橋前市長(当時の三条市長)から打診を受け、三条市長選挙に立候補を決め、退職。
2006年11月12日投開票の三条市長選挙で、元三条市議会議員の山井伸泰氏との一騎打ちの末、3,939票差の28,8866票の差で当選、当時の「全国最年少市長」となった。あと2カ月余りで1期目の任期を満了する。
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