|
三条市議会新政クラブが大阪府箕面市の倉田市長のブログの内容に関する議会対応を下村議長に申し入れ (2010.9.3)
|
|
|
|
三条市議会の会派の1つ新政クラブ(高坂登志郎会長・5人)は3日、同クラブの小中一貫教育先進地視察に関連した大阪府箕面市の倉田哲郎市長のブログの内容に関しての議会対応について下村喜作議長に申し入れをした。
|
大阪府箕面市の倉田哲郎市長のブログの内容に関しての議会対応を申し入れる新政クラブ
|
ブログの内容は、同クラブが7月に行った小中一貫教育の先進地として訪れた箕面市での視察で、島田伸子市議が後援会だよりに、一体校の規模などについて、小規模ほど小中一貫教育は効果があり「三条市が行う1,500人規模は考えられないと言っておられました。」と同市の学校関係者の発言を聞いたとして掲載した内容について。
現在、1,300人規模の大規模校を建設中の箕面市の準備にもかかわるその学校関係者が三条市の同規模校に否定的な見解を述べることはあり得ないこととし、実際に言ったとされている本人にも確認したとして、その内容を掲載した。
島田市議の記述を「事実を湾曲した記述」、「事実を捏造(ねつ造)する行為」とし、さらに「失礼ながら三条市議会の品格を疑い、地方公共団体間の信頼関係をも失墜させかねない非常識な行為としか感じられません」と記述。また、「たとえ遠く離れた地域限定であったとしても、箕面市の努力が誤解されたり、職員の誇りを穢されたりすることを見過ごすことは、僕にはできません。三条市議会『新政クラブ』に強く抗議します。」としている。
新政クラブでは、5人が一緒に視察しており、1人がメモをしてまとめた報告書にも記述していると言う。しかし、言った言わないの水掛け論であることや、私的なブログでの掲載、箕面市長から直接の抗議がないことなどからも、「ことを大きくする気はない」と話している。
ただ、今回のブログでは、「三条市議会の品格」として市議会全体として記述してあったことから、議会として対応したほうがいいのかどうか、どうあるべきかなどについて口頭で申し入れたもの。今後、島田市議や新政クラブへの直接の抗議があれば、おとなの対応をしたいと話していた。
また、同クラブでは、箕面市長に対してというよりも、島田市議の書いた内容について「三条市の担当者が事務レベルで箕面市に問い合わせをした」というところを問題視しており、箕面市に問い合わせるのもいいが、会派全員で視察していることから、会派に事実確認することも必要ではなかったのかと話していた。
|