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「小中一体校の問題を考える会」が署名活動、体育祭の行われていた第一中前では学校前での署名活動の手法をめぐって衝突も (2010.9.4)
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三条市の推進する小中一貫教育で第一中学校区と第二中学校区で計画される施設一体校に反対する「小中一体校の問題を考える会」(外山晴一会長)は4日、第一中学校前など市内2カ所で小中一体校計画を白紙に戻すための街頭署名活動を行った。
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体育祭の行われた第一中前で小中一貫教育反対の署名活動を行う「小中一体校の問題を考える会」
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署名活動には、外山会長をはじめ市会議員も含む約25人が参加し、午前11時15分から第一中学校前、午後4時から原信四日町店前でそれぞれ「小中一体校を白紙に戻し、四日町小学校、条南小学校、南小学校の存続を求める署名のお願い」と書いた署名簿に、署名を求めた。
第一中学校では、この日、体育祭が開かれており、グラウンド脇の歩道にのぼり旗を掲げた。進んで署名する人があった一方、学校前での署名活動という手法をめぐって会員と体育祭で来校した地域の人とが、衝突する場面もあった。
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体育祭の行われた第一中前で小中一貫教育反対の署名活動を行う「小中一体校の問題を考える会」
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地域の人は、自身は小中一貫教育を疑問視しているが、子どもたちの目にふれる学校前での署名活動には賛成できないとして、活動を中止するよう抗議し、同会のメンバー1人と大きな声で言い争いになった。
間もなく、ほかの会員が仲裁に入ってその場を収めたが、昼の休憩でグラウンドから校舎に向かう生徒は、けげんそうな顔でそばを通り過ぎ、学校側からも学校前で署名活動の中止を要請していた。
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