6日も季節外れの厳しい暑さで三条は最高33.6度 (2010.9.6)

6日も季節外れの厳しい暑さが続き、三条は最高気温33.6度と軽く30度を超した。

三条市上須頃の収穫が終わって切り株が残り、ワラが転がる田んぼ

明け方の最低気温は午前2時の24.9度で熱帯夜にならなかった。日中は雲が目立つ、薄雲が広がることもあったが、気温はぐんぐん上がった。午前9時の30.9度で30度を超えて真夏日となり、正午に最高の33.6度を観測した。

1年で最も昼の時間が長い6月21日の「夏至」より、すでに日の出は約1時間遅くなり、逆に日の入りは約1時間近くも早くり、都合2時間も昼が短くなっているが、日中の猛暑はいっこうに収まる気配がない。

しかし実りの秋は着実に進み、稲穂も黄金色に変わり、こうべを垂らし始めている。ところによってはすでに収穫が始まって田んぼを見渡せばイネを刈るコンバインを見つけることができる。収穫が終わって切り株の残った田んぼには、ドラム缶のようにまとめれたワラがゴロゴロし、目には秋本番の風情だ。

また、6日午後3時50分には強い台風9号が長崎県五島市の西約220キロにあって北北東へ進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル。本県へは8日夜ころに最接近しそうだ。

台風接近が秋風を運んできてくれると期待して当然だが、今のところその可能性は低く、逆に熱く湿った風を運ぶともみられている。