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人間国宝となった燕市の玉川宣夫さんが重要無形文化財保持者の交付書を受けたことを燕市長に報告 (2010.9.8)
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「工芸技術の部 鍛金」の技術の保持者として重要無形文化財保持者(人間国宝)の追加認定を受けた燕市花見、玉川宣夫さん(68)が7日、鈴木力燕市長を表敬訪問し、認定を受けたことを報告した。
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重要無形文化財保持者の追加認定の交付を受けたことを鈴木燕市長に報告する玉川宣夫さん
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午前8時半に玉川さんは、妻恵子さん(62)と2人で市役所を訪れ、前日6日に東京都千代田区・如水会館で行われた交付式で交付された認定書とともに、認定を受けたことを鈴木市長に報告した。
鈴木市長は「燕市として大変名誉なこと。名誉市民に推挙させていただく準備を進めております」と述べ、「これからもまだまだ作品を残していただきたい」と激励した。
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笑顔があふれる玉川さん夫妻
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玉川さんは、「こういうこと(人間国宝の認定)がなければ引退しようと思っていた」と話したが、後継者育成ということでもあると言い、2人の弟子がいるけれど、それを継続し、「ほかにも求める人がいれば」とさらに後進を育成する考えがあることも話した。
前日の認定証の交付には、「とてもすがすがしい気分」で、受け取る瞬間は緊張したが、ありがたいことと実感したと言う。続く皇居での拝謁では、天皇陛下からいただいた最初のお言葉が「ご苦労さまです」だったのが印象的だった話していた。
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認定書を手に玉川さん
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燕市では10人目となる燕市名誉市民の称号を贈ることについて、9月定例会最終日17日に議会に上程する。
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