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空席だった燕市の副市長は菊地総務部長に、鈴木市長は就任から162日目で女房役を得る (2010.9.17)
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燕市議会の9月定例会最終日の17日、鈴木力市長は副市長の選任についてや燕市名誉市民の決定についてなどの追加議案を上程し、副市長に菊地現燕市総務部長の選任に同意を得て、人間国宝となった玉川宣夫さんに名誉市民の称号を贈ることなどを決めた。
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燕市の9月定例会最終日で副市長選任に同意を得てあいさつする菊地総務部長
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副市長の選任については、現総務部長の菊地剛さん(56)=燕市分水旭町1=を副市長に選任する提案理由を鈴木市長が説明し、起立多数で原案通り同意を決めた。
副市長の任期は10月1日から4年間。鈴木市長が4月23日に市長に就任して以来、副市長はずっと空席だったが、就任から5カ月余り、162日目で女房役を得ることになる。
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就任から162日目で女房役を得る鈴木市長
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菊地総務部長はあいさつで、「あらためて職責の重さを痛感し、身の引き締まる思い」。昭和47年に分水町職員として奉職して以来、38年6カ月の間のさまざまな人に感謝すると述べ、「わたし自身、微力でありますが鈴木市長を精一杯、支え、補佐していきたい」、「鈴木市長が掲げる燕市の将来像『日本一輝くまち燕市』の実現に向け、精一杯、努めてまいりたい」と決意を示した。
菊地総務部長は、地蔵堂小学校、地蔵堂郷中学校、県立三条商業高等学校卒業。昭和47年4月から旧分水町職員にとなり、企画調整課長、総務課長を歴任。合併後の新燕市では企画調整部長に就き、平成21年6月から総務部長を兼務、同年8月から総務部長に就いている。副市長の任期は10月1日から4年間。菊地総務部長は、9月30日に市職員を退職する予定。
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17日の燕市9月定例会最終日
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燕市名誉市民の決定については、9月6日に重要無形文化財保持者として「鍛金」で追加認定を受けた燕市花見、玉川宣夫さん(68)を10人目の燕市名誉市民の称号を贈ることを決めた。合併後の新燕市では初めての名誉市民の誕生となった。
あわせて、先の名誉市民選考委員会でも要望があった玉川さんの作品購入についても、一般会計補正予算も上程し、作品購入費として315万円なども盛り込んだ。
また、この日は10月10日告示、17日投開票の任期満了に伴う燕市議会議員選挙前の最後の定例会だった。
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