中学生女子剣道団体の部で2年ぶり3回目の日本一に輝いた燕中学校女子剣道部が鈴木燕市長を表敬 (2010.9.21)

先の全国中学校体育大会の剣道女子団体で2年ぶり3回目の優勝を果たした燕中学校女子剣道部は21日午後4時半過ぎから鈴木力燕市長を表敬訪問し、日本一の成績をあらためて報告した。

鈴木燕市長を表敬する2年ぶり3回目の日本一に輝いた燕中女子剣道部、吉田庁舎玄関で職員の歓迎を受ける

同部の選手4人と控え選手3人、五井勇二校長監督、堀田正秀教諭、コーチがマイクロバスに乗って吉田庁舎に到着。金色のメダルをかけ、優勝旗や優勝杯などを手にバスを降りると、鈴木市長はじめ職員が大きな拍手で出迎えた。

3年生熊谷真純選手が対戦結果を報告、選手たちは自己紹介し、「たくさんの人の応援や支えががあって優勝できたと思っています」と感謝の言葉をそれぞれが述べた。

堀田監督は、大勢の後押しがあり、市や地域、職場、全校生徒からの応援を受け、団結の優勝だったと振り返り、力を合わせれば日本一の結果で応えられることをあらためて勉強させてもらったと感謝した。

鈴木市長に成績を報告し、自己紹介する燕中女子剣道部

結果を見れば圧勝のようだが、準決勝は大接戦でやっとの思いで決勝進出。しかし、監督席で「この子たちは絶対負けない気持ちで戦っているんだと実感」し、優勝するだろうと思ったらその通りの結果に。「子どもたちの可能性にかけて、すばらしい子どもたちに巡り会えて、いい経験をさせてもらった」と話した。

鈴木市長は、8月25日に全国制覇を果たして島根県から燕中学校に帰ってきたときに出迎えているが、「あらためまして優勝おめでとうございます」と笑顔で祝福した。

1月に交通事故で主将を失うという悲劇に見舞われながら、「事故を乗り越えて、努力と団結と友情で勝ち取った優勝だろうとわたしも感動しています」、「この話をすると涙が…」と目を潤ませ、「技術だけでなく精神面もいろんな形で鍛えられ成長しているのだろう」と祝福と選手の頑張りをたたえた。

鈴木市長とともに記念撮影

さらに、「全国大会で優勝する大きな夢を達成したが、また新しいもっと大きな夢に向かってチャレンジしていってほしい」と激励し、さらなる成長を期待した。

懇談では緊張のせいか言葉は少なかったが、笑顔で話しかける鈴木市長の言葉には笑顔で応えた。次の目標を質問されると3年生は、「2年後の新潟インターハイで成績を残すこと」。すでに次の目標を定めて進んでいる。